【試し読み!】銀次の志

著者:自由人銀次

銀次の志_表紙

あらすじ

「CHALLENGE to CHANGE MY LIFE」略して「CCML」のコツを掴むための画期的な一冊! 全3章の最初のテーマは「幸福を感じられる人間になるためのエキス」。2章は「成功を掴み取るための思考テクニックや技術論」。3章では、「銀次」の自由気ままな「人生観」や「志」を紹介! キャラクターたちの会話形式で進んでいく、易しくて楽しい本。

 

はじめに


 銀次ぎんじじゃよ。

 わしは最近になって長年勤めてきた会社を引退したんじゃが、その後も新しく起業をしたり、慣れない海外の案件に投資したり、素人の冒険小説を書いたりして、とにかく毎日忙しくチャレンジ人生を送ってるんじゃ。

 わしは根っからの遊び人じゃから、真面目にコツコツやるのは苦手なんじゃが、過去にいくつか失敗も挫折ざせつも経験したおかげで、精神的にもようやく自分のやりたいことにじっくり取り組む余裕ができたんじゃな。幸せなことじゃて。

 じゃが最近の日本社会を見ちょると、今は昔とは時代が違うこともあるが、ちょっと心配になってくるのう。

 年齢を問わず生きる活気が感じられん者が多くて、一体これからの彼らの人生はどうなるんじゃろうなぁと思うよ。今の社会の変化のスピードに対応し、たくましく生き抜いていけるか心配しとるんじゃよ。

 人間はさまざまな経験を積むことでこの本のテーマの一つである「人間力」が育ち、自分の心に余裕ができるんじゃよ。また生きる目標やこころざしを持って暮らしている人間はいきいきと行動して輝き、幸福こうふくを感じて暮らしているものじゃ。つまり常に人生の目標を抱いて生きていけることが、幸福を感じられる条件にもなるんじゃな。

 あなたも自分自身が「幸福になること」を人生のテーマとして真剣に考え、そのための準備をしてみてはどうかのう。「CHALLENGE to CHANGE MY LIFEすなわCCMLじゃよ。難しく考える必要はないんじゃ。ちょっとしたコツをつかめば、誰でも「幸福になること」に対して簡単にチャレンジできるものじゃよ。

 今日はこの本で、自由気ままなわしの「生き様のエキス」について話すんじゃが、テーマ別に三章から構成しとるよ。

 最初のテーマは「幸福を感じられる人間になる為のエキス」なんじゃが、即ち人間力を高める「ヒューマンスキル」についての話じゃ。人間力が鍛えられると、誰でも自然と心の中に「幸福のキノコ」が芽生えてくるとイメージしておくれ。そしてわしはこのキノコの事を「ハッピー」と呼んじょるよ。人間力を構成する三つの構成ジャンルの頭文字を取ったものがなのじゃが、その内容は後で詳しく説明するのう。

 そして第二章では、成功を掴み取るための思考テクニックや技術論を説明するよ。この「テクニカルスキル」を使うと、今まで挑戦すらできなかったテーマに対してでも、自分の納得する答えが出せるようになるんじゃよ。あらゆる場面で活用できる便利な考え方じゃから、今後起業したい者や悩める企業経営者にも早速明日から役に立つ特効薬じゃて。

 そしてわしはこの思考テクニックを使う時は、頭を切り替えるという意味で「ビバ! ハット=略称」をかぶるんじゃよ。「ビバ!」とは、成功した時などに口にする「やった~!」とか「最高!」という意味の感嘆詞かんたんしじゃな。

 また第三章では、自由気ままなこのわしの「人生観」や「こころざし」を紹介させてもろうたから、ぜひあなたも読んでみておくれ。「志のある人間」になるのじゃぞ・・・この本を読めば分かるが、「志」そのものが幸福の集大成でもあるのじゃよ。

 人間誰しも「成功して幸福になりたい」と思うじゃろ?

 もしあなたもそう思うのなら日々漠然と暮らすだけでなく、一度視点を変えて幸福になることを人生のテーマとして真剣に考えてみるのじゃ。

 そしてこの本を読んで何かを感じたら、今後の自分の生き様に取り入れて挑戦し、その手に成功と幸福を掴み取っておくれ・・・それがわしの願いじゃよ。

序章 登場キャラクターと役割紹介

著者「自由人じゆうびと 銀次ぎんじ」紹介

銀次
 1950年1月1日大分県おおいたけん姫島ひめじま生まれ。

 幼少の頃から冒険心に富み行動力に優れており、特に海釣りには精通する。自船であるクルーザー「GUTS号」を操り、現在でも世界中の海を飛び回って幻の海神魚である「ドングー」を追い続けている。別名「さすらいの夢狩人」とも呼ばれる。

 チャレンジ精神が旺盛おうせいで、若い頃から新しい挑戦を繰り返し様々な成功も収めたが、その反面で数多くの失敗や挫折も体験する。その経験の豊富さから百を超える人生訓を使いこなし、本書でも題材としてその一部が紹介され、「CHALLENGE to CHANGE MY LIFE=新しい人生への挑戦」は代表的な信条である。

 自身の経験から人間成長の考え方として、卓越たくえつした人間性を追い求める「ヒューマンスキル」と、いざ行動に移す場合に必要な理論である「テクニカルスキル」の両方を身に付けて、常に新しい人生に挑戦することが大切であると考えている。

「幸福(ハッピー)キジコ物語」~人間力を育てろ!~

キジコ
 皆さん、こんにちは。私はハッピー・キジコ。幸福のキノコ一族出身なの。人間は成長するにつれて自然と人間力が増すものだけど、私は人の心の中に勝手に住み付いて、その人の「人間力」をエサにして大きく育つのよ。

ところであなたは「人間力」という言葉を聞いたことがありますか?

 それはまさしくその人間の「勇気や人格、包容力や行動力」などの人として日々の暮らしを生き抜く活力であり、その人の人間としての魅力や生活する上での総合力を表している言葉なのよ。

 そして人は誰でも人生経験を積めば積むほど人間力が養われるものだけど、その人の人生経験によって、年齢と共に個人差が出てくるわ。人間力の高い低いによって「勝ち組と負け組と中間組」に分かれていくのね。

 ここで間違いなく言えることは、勝ち組の人間は「生きることに対して強くたくましい人」だということなの。この人達は自分の心の中に住んでいるも大きく育てているわ。競争に打ち勝ち、自分自身との闘いに勝ち抜いた苦労の結果で、勝ち組になれたんでしょうね。

 つまり「世の中を生き抜く力=人間力」が強い人間だと言えるのよ。その中には運が良かったと言われる場合もあるかも知れないけど、それもその運を呼び込むキッカケとなる行動があったはずでしょ。きっと「運が良かった」だけでは片付けられないその人なりの挑戦があり、そのチャレンジに勝ったはずなのよ。

 人は年を取るにつれて今の自分の置かれた環境に慣れ、その中での安定した生活に甘えてしまうものよね。つまり変わることが怖いと感じ、「これぐらいでもういいや」と、挑戦から逃げようとしてしまうものなの。

じゃあキジコよ。ひとつ聞くが、人はある一定の年齢に達して自分自身の人生観ができてしまうと、もう二度と生まれ変わることは難しいんじゃろうか・・・?

キジコ
 いいえ、答えは簡単よ・・・自分自身が変わりたいと感じる人は、おそらく全員が変われるはずよ。そしてそのキーワードは、チャンスを逃さずに「挑戦する勇気を持つことと成功に向けた準備をすること」だけなの。

 世の中を見回してみてよ・・・昨日まで負け組だった人間が、今日は勝ち組に変身している例はたくさんあるでしょ? また逆に勝ち組から負け組に転落した例もたくさんあるはずよ。今現在自分が負け組だと感じている人は勝ち組になりたいだろうし、勝ち組を自認している人は、より一層の成功を求めるでしょうね。

 変身を遂げた人には、きっとそれまでの自分から変わったキッカケがあるはずよ。そのキッカケに出会った時に、逃げずに勇気を出して行動することが大切なのよ。

 でも勘違いしないでね。挑戦する勇気を持つのはあなた自身であり、私はそのための考え方を授けるだけよ。でもそのことであなたが変わるキッカケになれば嬉しいわ。本書では、ほとんど全ての章で話す内容に対して、「挑戦する勇気」が必要だと銀次さんも説いているけど、頭の中で理解するだけでは何も変わらないわ。私が授ける手法を実際にあなたが行動に移さないと、何一つ実現しない事になっちゃうのよ。

 この本で話をする全体像を次ページに相関図そうかんずとして載せてみたから参考にしてみてね。器量きりょうを育てて立派な人格を身に付けること。つまり人間力を育て、志が芽生えて充実した人生を送ることで、幸福が実感できるスキームを図解してあるわ。この内容に関してはの担当だから、この後の第一章で詳しく説明するわね。

図1

 前ページのスキーム図で説明した通り、あなたにも「ヒューマンスキル」と「テクニカルスキル」の両方を身に付けてほしいんだけど、私が担当しているヒューマンスキルは、大きく分けて①「人としての器量」と、②「人格」、そして「③」に分類されるのよ。この三分類の「器量と人格と志」の頭文字を取った「」が私の名前なの。何だか変な名前だけど、この本でもよく出てくるからおぼえておいてね。

銀次
 人間力とは「人として生き抜く活力であり総合力」じゃと話したが、たとえて言うと人間力の高い人は皆その心の中で育てた「幸福」を持っているのじゃよ。

 この「幸福」は人の心の中で自然と育つのじゃが人間成長の特効薬で、このキノコが大きく育てば育つほど人は大きくたくましく成長し、「自分自身で幸福が感じられる人間」に近づくと言えるのじゃな。

 なぜならばこの特別なキノコは「消極性しょうきょくせいや心のゆがみや邪心じゃしん」といった心の中のマイナス要素を除去し、逆に「挑戦心や度量どりょう明朗性めいろうせい」等のプラス要素をふくらませてくれる「心の点滴であり栄養素」なのじゃ。

ビバット
 今まで銀次さんの話を聞いてみて、が人間成長にとって大切な特効薬なのは、もう十分に分かったよ。じゃあ一体どうすれば「人間力=幸福」を心の中で大きく育てることができるのか、おいらにも分かるように早く教えてよ。
キジコ
 あわてないで・・・今からそれを話すわよ。

 人は自立し勇気を持って挑戦する中でさまざまなストレスを経験するわ。そしてそのストレスを克服し、知識と経験を積むことで人としての器量が身に付くんだけど、それと同時に立派な人格が育てられるのよ。立派な人格とは他人からも評価され慕われるような、正しく公共性のある人間の立つステージを指しているのね。

 だから「人間力」はあらゆる問題や悩みを解消する特効薬なのよ!

 人は自分の器量が大きく育まれると心の余裕が生まれ、今まで見えなかった物事の本質が見えるようになるわ。すると自分だけでなく周囲の人間にも気を配ることができる優しい心が生まれてくるものなの。ひいては地域や社会全体にも気配りが行き届くようになるものなのよ。そのうちに自然と自分自身の人生観としての「志」が生まれ、生きる目標や夢を持てるようになるという好循環な流れができるの。

 人は誰でもその心の中に「」を持つようになると、心に一本の芯が通ったような感覚になるのよ。すると心に余裕ができて、感情の起伏きふくが抑えられて更に人間力が増すものよ。あらゆることに対して自分らしく正々堂々と挑めるようになるのね。これは人間成長の過程で生まれる自然な現象なの。

ビバット
 なるほど、おいらにも分かってきたぞ。人間力が育ってを手に入れると、心に余裕ができて全てがうまく回転し始めるわけだね。おいらは「テクニカルスキル」専門だから今日はの話を聞いて「ヒューマンスキル」も勉強するよ。「器量+人格+志=人間力」の頭文字で「」か。おいらもを育てて人間力を高めるぞ!
銀次
 そうじゃよ・・・幸福人間になるキーワードは「人間力=幸福を育てろ!」じゃぞ!

図2

「成功(サクセス)ビバット君」の得意技紹介

ビバット
 オッス! みんな、おいらの正式な名前はサクセス・ビバ!ハット。略称で「」っていうんだ。別名は「成功の帽子」って呼ばれてんだけど、おいらは特殊な技を持っていて、人の頭に乗っかってその人が何かに挑戦する時に、答えを出すお手伝いをするんだぜ。つまり一種のテクニカルコーチであり、思考アドバイザーだと思ってくれればいいよ。

 おいらがなぜ「」って呼ばれているかというと、人は誰でも何かのテーマにチャレンジして成功すると嬉しくなって、「やったー」とか「よっしゃー」とか叫びたくなるだろ? おいらは人のチャレンジを手伝って成功させるのが得意だから、人からは成功した時の感謝の意味も込めて「ビバ!」な帽子と言われてんだ。だって今の時代は「ノリ」も大切だろ・・・? ヘヘッ。

 そしておいらの使う技は三種類あるんだ。本当はもっとたくさん持ってるんだけど、今日この本で説明するのはその中でも特に大事な「成功に導く三つの思考技術」なんだぜ。今日は君もこの三つの思考ノウハウを絶対にマスターしておくれよ。

 この後の第二章でおいらの担当するテクニカルスキルについて詳しく説明するから、少し難しいかも知れないけど必ず習得して君にも成功して欲しいんだ。内容的には会社経営や職場などの公的な場面と、家族や友達との関わりなどの私的な場面それぞれで活用できるように具体例を挙げて説明するからよろしくね。

 おいらの得意技を先に紹介しとくと、①「冷静思考と保険」の応用、②「感性」の活用、③「目標必現管理」の3つだよ。第一章でが説明するヒューマンスキルと違って、技術的な話だから目的と説明内容は明確なんだけど、みんなは初めて聞く考え方かもしれないので、最初は戸惑うかもね。

 でも落ち着いて理解すれば実は簡単な原理なんだ。特に「目標必現管理」の項では、テーマの成功に向けた目標管理シートも用意したから後で活用してみてくれよ。

銀次
 おいよ。お主の「目標必現管理」の思考論は技術的な話でむずかしく聞こえるから、途中でわしが例題を用いて誰でもわかるように簡単に応援説明するよ。も途中で質問があったら、遠慮なく聞くんじゃぞ。
キジコ
 分かったわ。私が担当するヒューマンスキル編は精神論だから割と簡単に頭に入るけど、の説明は落ち着いて頭の中を整理しながら聞かないと、身に付かないと思うもの。でも「成功を掴み取るための思考テクニック」なんだから、今までの考え方を横に置いて、真っ白な頭での話を聞くようにしなきゃね。
ビバット
 イヒヒ・・・申し訳ないね。おいらの説明は、銀次さんが体験し実践して試行しこう錯誤さくごの上で取りまとめた行動理論だから、最初は聞いてみて頭をひねることになるかもね。でも「テーマを成功させる」ためにはとても大切な思考技術なんだよ。

 ところでおいら達の自己紹介はこれくらいにして、次の第一章のヒューマンスキル編で「人間力」を育成する具体的な方法の説明に入るんだろ? だいたい「人間力」という言葉自体が普段はあまり使われない表現だよね。「幸福を感じられる人間になる」事がテーマみたいだから、きっと説明を聞くだけじゃなくて理解したことを実際に行動に移して身に付けなきゃダメなんだろうな。

キジコ
 それは何事に対してもそうよ。頭の中で理解するだけでは何の意味もないわ。理解した内容を自分の行動に移して習熟し、自分のものにしなきゃね。それはの説明するテクニカルスキルでも同じでしょ。銀次さんの信条でもある「CHALLENGE to CHANGE MY LIFE」 =CCML」の精神で挑戦しなきゃね。
銀次
 さて、それじゃあいよいよ本題の説明に入るとするかのう。まずはのヒューマンスキル編からじゃ。「人間力=器量+人格+志」なんじゃから、それぞれを身に付けて、それを育てるための手法について分かり易く説明するのじゃぞ・・・次の第一章の第一項は「心構え」の持ち方からスタートじゃ!

図2

続きが気になる方へ
試し読みでは、ここまでとなります。この続きは、製品版でお楽しみください!

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