のぞみんです。
新社会人のみなさん、学生気分を抜くことはできましたか?
わたしの場合、はずかしながら学生気分を入社3年目でようやく捨てることができました。
学生気分が抜けないうちは、社会で一人前として評価されることはありません。
このページでは、「目的意識を持つ」大切さを伝え、「学生気分」を捨てる秘訣を教えます。
学生気分のままだと、成長しない
社会に入っても学生気分が抜けない人は、一言でいえば自立できていません。
仕事をまじめに取り組める人は以下のような「雑念」が気にならないのです。しかし、自立できていない人は自分に興味があることや職場の目ばかりが気になって仕事に集中できていません。
- 遊びのことばかり考えてしまう
- 職場に異性がいると恋愛を意識してしまう
- 身だしなみばかり気にする
それはなぜなのでしょうか?
やはり、一番の理由はなぜその仕事を行う必要があるのか本質を理解していないことが原因だと思います。
学校生活でたとえると、「学生気分」が抜けている人は、宿題が出された時に宿題をする「目的」が明確です。つまり、将来の受験対策のために宿題をしています。しかし、「学生気分」が抜けていない人は、目先の宿題を提出することだけに頭がいっぱいで宿題をしても自分の力に変えることができていません。
もし、あなたが仕事をしている時に暇だなーと感じる時があれば、まだ学生気分が抜けていないサインかもしれません。
出世コースから外れたり、地方に飛ばされたりしないためにも、まずは意識改革しましょう。
仕事を真剣に取り組まなければ、物事の本質を見抜く力はいつまで経っても成長しません。
あなたが遊んでいる間に、いつのまにか周りにいるライバル達は次の段階へとステップアップしているかもしれませんよ。
学生気分を抜くには「目的意識」を持つこと
目的意識とは、「行動に対する明確な自覚」を意味しています。
またしても学校生活でたとえますが、「目的意識を持つ」とは自分で問題を解いた人で、「目的意識を持たない」とはカンニングした人といっても過言ではありません。
大切なことは、人から言われたまま仕事をするのではなく、なぜこの仕事をする必要があるのか理解した上で行動しているかどうかが非常に重要になってきます。
ちなみに、目的意識を持った人と持たない人ではどれだけ対応に差が出ているかですが、たとえば上司がなぜできなかったのか理由を聞いた場合、ミスした理由を目的意識を持った人なら明確に説明できます。しかし、目的意識を持たない人はなぜ間違えたのか理解できず、上手く説明できません。
もし、あなたが上司ならどちらの思想を持つ人を雇いたいと思いますか?確実に、目的意識を持った人を雇いたいと思うはずです。
いまだに社会人にもなって、なぜミスしたのか理由を聞いた時に「わかりません」や「自分は悪くない。言われたままやっただけ」と発言している間は一人前として認められません。
あなたは、なぜその仕事をする必要があるのか、またその仕事をするためにはどういうプロセスを踏む必要があるのか、いつまでに達成すべきミッションなのかを明確にし理解した上で行動する必要があります。
目的意識を持てば、やるべき仕事が明確にわかるので、誰でも学生気分を捨てることができます。早く自立しましょう。
「目的意識」を持つ習慣を身に付ける方法
おすすめの方法としては、マニュアルを作ってみてください。さらに業務フローも合わせて作ると理解が深まります。
頭を整理することで、今の自分がどれだけの仕事を担当し、どういったリスクを抱えているのかを理解できると思います。その上で、マニュアルをもう一度初心者でも理解できるレべルまで修正してください。
そのマニュアルが完成した時、次のステップアップとして新たな仕事を上司はあなたに任せるようになります。逆に、あなたが今のレべルの仕事でつまづいていた場合、新しい仕事を任すことはありません。
まずは、自分自身を知ることから勉強し、物事の本質を見抜く力をやしなってください。
いつのまにかあなたは、自発的に行動できるようになったり、問題点を洗い出しできるようになったりして周りから成長したなと評価される人間になります。
「目的意識」を持てば、同じ「ミス」がなくなる
目的意識を持てば、ミスをしても、なぜ問題が起きたのか原因がわかります。
同じミスをする人は、どこで間違えたのか理解できていません。
あとは、同じミスを繰り返さないために、別のやり方を考えればよいのです。
上司は決して、あなたを責めるためだけに怒っているのではありません。同じミスをあなたが犯さないために状況を把握したいだけなのです。きちんと、今の状況とミスした原因を説明しましょう。
「目的意識」を持てば、複数の仕事を任せられる人間になれる
目的意識を持てば、自分の好き嫌いで物事を判断しなくなります。。
ようするに、問題を解決するために必要なことだと理解していれば、誰でも真剣に取り組むようになるからです。
あなたがこれから先、今の会社で昇進したいと考えているのなら、多くの仕事をこなせる人間になる必要があります。
1つの仕事しか任せられない人とは、いわゆる目的意識を持っていない人です。
目的意識を持っていないと、自分の得意分野でしか物事を解決しようとしません。
友達と仲良くしようとする時、最初に思いつく方法は、共通の趣味の話をすることですよね。仕事の場合も同じです。
解決方法を、あなたの好き嫌いで判断してはいけないのです。
たとえば、英語を話せることが一番の近道ならば、勉強しましょう。
いつのまにか、好き嫌いがなくなり、複数の仕事が任せられる人間になります。
まとめ
わたしは、最初に述べたとおり、学生気分を捨てるまでに2年かかりました。
これは、入社1~2年目の間は良い環境にめぐまれていたことが原因です。
目的意識を持たずに、3年目に突入したわたしは、1人で仕事を任されるようになり、はじめて自分自身に実力がないことに気づかされます。
はずかしいかぎりですが、本当に「なぜその仕事をするのか」理由も考えず仕事をしてました。
まさしく、感覚でこうなるみたいな感じでしょうか。ただ、そういう考えでは到底乗りこえることはできませんでした。
今誰かがフォローしてくれる環境にあるのであれば、チャンスです。
今のうちから、会社のために何をすべきなのか自分で考えるようにしましょう。
いつまでも、賃金上げろとかボーナスが欲しいとか権利ばかり主張してはいけません。
あなた自身が「わたしが会社を変えてやる!」という強いスピリットを持って実力で勝ち取らなければならないのです。
もし、今の人生で自分には実力がないと落ち込んでいる人がいるのであれば、ぜひ一度「目的意識を持つ」ことを意識してみてください。学生気分が抜けていないことが原因かもしれませんよ。
考え方が180度変わります。
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