ブロガーののぞみんです。
今回は、みなさんのチャレンジ精神を後押しするネタとして「LINEスタンプの作成」についてふれたいと思います。
LINEスタンプといえば、LINE株式会社が提供するサービス「LINE」のトークにて使えるスタンプのことですが、自分オリジナルのスタンプが売っていたらうれしいですよね。
今回、自分のスタンプを作ってみてLINEスタンプは誰でもはじめられると感じ、ブログで紹介することとしました。
まず結論からいいますと、スタンプは半日あれば申請できます。
たしかに、いままでの審査基準だとスタンプを42個作らないと申請できなかったため、素人ではむずかしいと感じましたが、いまはたった10個デザインすれば申請できる時代になりました。
そして、見事審査にとおればもちろんLINEストアで販売されるんです。
10個で描くだけで販売のチャンスがあるのであれば、みなさんもチャレンジしたいと思いませんか。
これは、LINEスタンプにかぎった話だけではありません。たとえばブログで画像を差しこむにしても、画像を編集したり、加工したりできなければならないのです。
絵が上手い下手関係なく、デザインの編集、加工などできるようになれば、ブログなどでも活かせるので、ぜひチャレンジしてみてください。
さあ、みなさんもLINEスタンプを作って、デザイナーデビューしましょう!
ちなみに、スタンプは作った人も有料なのでご注意ください。
LINEスタンプ申請までの手順
LINE Creators Marketに登録する
LINEスタンプを販売するためには、LINEクリエーターズマーケットへ登録する必要があります。すでにLINEアカウントをお持ちであれば、すぐにはじめられますので、興味がある方は登録してみてください!
スタンプ制作に必要な環境を準備する
スタンプを作るにあたっては、大きく「スマホ」、「パソコン」の2通りがあります。
スマホで作る場合
まずスマホについては、普段あまりパソコンをさわらない人におすすめです。
いままでは、スマホでスタンプを作れるアプリはあっても、かならずパソコンでの作業が必要でした。
しかし、2017年6月12日に公開されたLINE公式のアプリ「LINE Creators Studio」を使えば、スマホだけで作成から申請までできるようになりました。これからはじめてみようと考えている人は初期費用がまったくかからない「LINE Creators Studio」ではじめることをおすすめします。
あと、絵を描くときにスマホ用タッチペンがあればかなり便利です。指でまっすぐ線を引いたり、円をキレイに描いたりするのはむずかしいので、もしはじめてみておもしろい、つづけられる、もっとクオリティの高い作品を作りたいと感じたらタッチペンの購入を検討してみてください。
パソコンで作る場合
パソコンの場合はクオリティの高い作品を作りたい人向けです。
無料ソフトの場合「MediBang Paint Pro」がおすすめで、画像のレイヤー分けとかバケツ塗りができるのはもちろんのことですが、何より他のフリーソフトと違って操作がわかりやすい点がいいですね。
ちなみに、わたしの場合は有料ソフトの「CLIP STUDIO PAINT PRO」を使っています。もし本格的にLINEスタンプをはじめようと考えているのであれば、有料ソフトの導入も検討してみてください。無料素材もいっぱいで4コマ漫画を作るときなどでもすごく便利です。ちなみに、公式ホームページで無料体験版をダウンロードできますので、1度手にふれてみるのもありですよ。
あとは、ペンタブが必要になります。わたしの場合はマウスで描くほうがきれいに仕上がるんですが、スマホのタッチペンと同じくあるにこしたことはないと思いますので、ぜひ検討してみてください。
絵を10個以上作成する
さあ、絵を描く準備ができたら、あとは制作ガイドラインにのっとってスタンプを作るだけです。
制作ガイドライン
必要数 サイズ メイン画像 1個 W240×H240 スタンプ画像(選択式) 8個/16個/24個/32個/40個 W370×H320 トークルームタブ画像 1個 W96×H74 ・フォーマットはすべてPNG形式です。
・イラストなどの背景は透過でお願いします。制作ガイドライン | LINEより引用
メイン画像とは、商品のサムネイル(見本)にあたります。かなり重要ですね。
ちなみに、わたしはこれにしました。
まさに、「スタンプが完成した」、「やったー」という気持ちが伝わるデザインになっているかと思います(笑)
次にトークルームタブ画像とは、スタンプを判別するための画像です。画像の指定サイズがちっちゃいのですぐに見分けがつくようにロゴや顔のアップなどがよいのでしょう。
今回は、あえて10個作ればいいといっていますが、42個作れるよという人は42個にぜひチャレンジしてみてください。
もしビジネスにつなげたいのであれば数が多いほうが売れますし、人気ランキングをみても一目瞭然です。
ただ、42個作るとなると、1日で作成することはむずかしくなるので、ちゃんとやり切る気持ちをもって作業してくださいね!
LINE Creators Marketでスタンプを申請する
スタンプができたら、後はLINE Creators Marketで申請するだけです。
以下の手順にそって審査をリクエストしましょう。
- LINE Creators Marketにログインして、新規登録ボタンを押す。
- 次にLINEショップに掲載する情報を入力する。
ショップ情報は英語表記での入力が必要です。英語が苦手な方はGoogle翻訳などを活用しましょう。
あと、注意ポイントとして、画像にはスタンプ説明文に「GUTSURI.COM」という記載が入っていますが、LINEの規約で説明文にURLを入れてはいけませんので、このまま申請してしまうとリジェクト(却下)されてしまいます。申請するときはURLが含まれていないか確認しましょう。
その他注意事項については、審査ガイドラインをご覧ください。
- スタンプ画像をアップロードする。
ZIPファイルにして、まとめてアップする方法もありますが、わたしの場合は「10個」申請だったために1個ずつファイルを指定してアップしました。
6月16日更新
途中で、スタンプ「8個」じゃ使いづらいなと感じ、「16個」申請に変えています。 - 価格を選んで、審査をリクエストする。
販売価格は、120円、240円、360円、480円、600円の中から選べます。
あとは承認されるのを待つのみ
審査をリクエストしたら、あとは待つのみです。
ちなみに、わたしの場合は1週間で承認されました。
・1回目
06月09日(金)午後 スタンプ「8個」で申請
06月10日(土)?? 審査中のフェーズに変化
06月12日(月)午後 リジェクトの連絡
・2回目
06月12日(月)午後 再申請
06月13日(火)?? 審査中のフェーズに変化
06月15日(木)午後 申請を取り消す。
・3回目
06月16日(金)午後 スタンプ「16個」で申請
06月17日(土)?? 審査中のフェーズに変化
06月23日(金)午後 承認
1回目の申請で、リジェクト(却下)された理由としては、説明文に「GUTSURI.COM」を入れてしまったことが原因です。
LINEスタンプのガイドラインには「URLの記載をは禁止」と書いてあったのに完全に見落としていました。みなさんも気をつけてください。
つぎに、2回目のときに申請を取り消した理由としては、単純にスタンプの数を増やしたかったためですね。1度申請してしまうと、スタンプの数が変更できなくなってしまうので、新たに申請し直しました。
みなさんは、ちゃんと審査ガイドラインを確認したうえで申請してくださいね。
ですので、計15日間かかりましたが、実際はスタンプの「16個」で申し込んだときの日数だけみると、7日間でした。
たぶんですが、承認されるまでに約1週間はかかると想定していたほうがよいでしょう。
さあ、承認されればあとは売るだけです。
LINE Creators Marketにログインして、アイテム管理メニューから該当スタンプを選び「リリース」ボタンを押しましょう。
販売開始の正式なメールが届けば念願のデザイナーデビューです。
まとめ
みなさん、いかがだったでしょうか。
本当にクオリティさえもとめなければ、スマホとLINE公式のアプリ「LINE Creators Studio」だけで作れちゃうので、ぜひやってみてください。
今回、わたしも本ブログ記事と合わせてはじめてスタンプを作ったのですが、本当に勉強になりました!
とくに、自分のアイディアで勝負というところも面白かったです。
絵が苦手な人でも、今こそ、チャレンジしてみてほしいですね!
もしかすると、爆発的なヒットをしてデザイナーの道がひらかれるかもしれませんよ。
まだ、未経験の人は、ぜひチャレンジしてみてください。
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